Powered by Google 翻訳翻訳

ねぇやん(安藤裕子)が、いま話題です。
「360°パノラマ ミュージックビデオ」って何!?

安藤裕子

ねぇやん(安藤裕子)が、いま話題です。
「360°パノラマ ミュージックビデオ」って何!?

シェアする

  • X
  • Facebook
  • Line
  • X

7/9(木)からTwitterを中心に、あるアーティストの最新ミュージックビデオが話題なんです。

そのアーティストとはシンガーソングライター安藤裕子(通称「ねぇやん」)。
2005年に月桂冠のTVCMに採用された「のうぜんかつら (リプライズ)」など、繊細かつ力強いパラドックスな歌声が印象的なアーティストです。

そんな安藤裕子が発表した最新シングルが「360°(ぜんほうい)サラウンド」。スキマスイッチの書き下ろし曲として楽曲そのものも話題となっています。

さらに、偶然にも安藤裕子とスキマスイッチのデビュー日が同じで12年前の2003/7/9!!
そんな繋がりもあり、安藤裕子から「スキマスイッチの代表曲になるような曲」をオーダーして出来たのだそうです。

確かに、スキマスイッチの楽曲のように「爽やかスッキリ」ですね。
夏らしぃ…。

はっ!!(゚〇゚;)
色々、ネタがあり過ぎて楽曲方向に話を振り過ぎました!!

気を取り直しまして…。

まずは本題で話題の「360°(ぜんほうい)サラウンド」のミュージックビデオをご覧下さい。
※PC Chromeのみ iPhoneとAndroidはYouTubeアプリでご覧下さい。

【PC Chromeのみ】

【iPhone&Android】
YouTubeアプリで視聴可能

「なんじゃ、こりゃー!!」ということで…、
実はこのミュージックビデオは
左右上下360°が全て見られる「360°パノラマ ミュージックビデオ」
なのです!!!

安藤裕子本人が最終映像チェックで試しているので、こちらを参考にどうぞ。
https://twitter.com/YukoAndo_UCAD/status/618996757276459008

ネットでは「えっ?これめっちゃすごい」とか、「動いてるのに動く!360度!わっ!曲もいい!わっ!目回った!」とか、「電車の中で観てたから変な人に思われちゃう」なんて声もありました。

「どういう風に作ってるのか!?」とても興味ありませんか。
皆さんの代わりに私が映像制作・編集の担当者にお会いして、その謎を聞いてきましたよ!!

360°パノラマ動画って、どう撮影してるの!?


「360°(ぜんほうい)サラウンド」のミュージックビデオはエイベックス社内で制作しており、なんとCOLUMNと同じ部署で担当されています。
最新の「ヴァーチャル・リアリティ( http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000022 )」を私に解説して下さったのも同じチームの方達なんですよ。
 
 
いやー。改めて考えると、COLUMN担当部署は『Hello KYOTO』アプリ(http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000045)やVR映像も作るなど、守備範囲の広い部署ですね~。
 
はっ!!(゚〇゚;)
また、脱線しました!!申し訳ありません。
 
 
 
360°パノラマ動画って
「特殊なカメラを何台も使用して、何回も撮り直ししたりしてるんだろうなぁ。大変そうだなぁ。」
それが私の印象だったのですが…。
 
この「秘密兵器!?」のみで撮影をしたそうです。


ドンッ!!


実はこれ、小型カメラ“GoPro”が1面に1台ずつ、合計6台付いた装置なんですよ。
確かに6台の“GoPro”があれば、確かに360°全方位をリアルタイムで撮影出来ます。
 
さらに小型カメラと言えど、映像は4Kで撮影されています。映像の進化は早いですよ!!
 
メイキングのYouTubeにも少し出てきますが、底の部分に1脚スタンドを刺して撮影します。



撮影が行われたのは梅雨の晴れ間となった6月20日。
女優としても活躍する安藤裕子だけあってNGテイクもなく、4回撮影して3時間という映像撮影とは思えない早さで終了したのだそうです。
 
なんて、ハイパフォーマンス!!
 
 
が、大変なのはここからの編集なのです。

360°パノラマ動画は編集がスゴく大変だった!!


パノラマ映像に編集するということは、カメラ6台で撮った映像を全て1つの映像にしなくてはならないのです。
 
パノラマ映像というのは、最終的に下の写真のようなデータ映像になります。


「芝が現実よりもうねって」いたり、「雲が必要以上に渦巻いて」いたり、ちょっと違和感を感じるのが分かりますよね。
パノラマ用に角度を調整して編集作業をしているということなんです。
 
作業的にはまず、背景で「つなぎ目の合成」や「色味の統一」、そして「パノラマ用の角度調整」といった作業が必要です。それを6台分作業します。
 
ちょっとでも映像に関わったことのある人なら想像できると思うのですが、
背景だけでも吐きそうな作業量になります!
鬱になりそうです…。
 
 
さらに、ミュージックビデオとしてこだわるべき要素である「複数の安藤裕子本人の合成」や「安藤裕子の影の合成」、「水しぶき等のグラフィック制作」といった作業が加わってきます。もちろんこの合成にも角度調整が必要です。

今回の楽曲イメージを安藤裕子は「スプラッシュ感」と表現していて、ミュージックビデオもそれに合わせて「水しぶき」や「雨雲」、「水面」のグラフィックをふんだんに入れていますから、その作業量はさらに…(涙)
 
 
撮影のあった6月20日からミュージックビデオの公開された7月9日まで編集担当者は、
徹夜する日も数日あったとか。
 
もちろん、他のアーティストのミュージックビデオも細部にこだわって楽曲の世界観を表現していますが、
「360°(ぜんほうい)サラウンド」のミュージックビデオは新しい映像技術に挑戦した意欲作ですから、担当者の労力は人一倍かかっています。
 
このCOLUMNを読んで「360°(ぜんほうい)サラウンド」のミュージックビデオを見た方は、編集に並々ならぬ心血を注いだ担当者がいたことを心の片隅で想像いただけると幸いです。
 
 
はっ!!(゚〇゚;)
キレイに終わらせた感が満載になりましたが、最後に音源の紹介です!!



スキマスイッチ書下ろし新曲「360°(ぜんほうい)サラウンド」は、7月29日(水)に発売されます!
 
こだわりのジャケット(撮影風景はコチラから→ http://www.ando-yuko.com/news/detail.php?id=1023823)など、安藤裕子world全開の作品です。
 
TOWER RECORDSとのオリジナルキャンペーンもありますよ!!
(キャンペーン詳細はコチラから→ http://tower.jp/article/feature_item/2015/06/09/0704?kid=psmontw
 
 
【Ando Yuko Official Site – Andrew Page】
http://www.ando-yuko.com/